2020年5月30日 20:00
知り合いの“裏アカ”がひどい…SNSでのトラブル、原因と対処法は?
公私を問わず、いまやコミュニケーションの中心となっているSNS。トラブルが生じやすい原因とその対処法について、本を通して検証!
感情を推し量れない短文のやり取りが誤解のもと。
現代のコミュニケーションに欠かせないSNSはトラブルも勃発しがち。その大きな原因に、やり取りする文章の短さを挙げるのは、『ソーシャルメディア中毒』の著者でITジャーナリストの高橋暁子さん。
「一言単位でのやり取りが繰り返され、しかも文字中心で表情や口調など相手の感情を読み取る情報が少ないため、誤読が生じやすいのです。発信時は、最大限相手を慮ること。そして、受けたメッセージには脊髄反射的に反応せず、ひと呼吸おき冷静さを保って」
投稿をネガティブに捉えられてしまったり、他人と比べて嫉妬したり、SNSで人間関係をこじらせる危険も。
「SNSは、100%好意的に受け取られることはないと覚悟して使うほうが、傷つきません。
また、SNSは義務ではないので、やらないのも一手」
『ソーシャルメディア中毒つながりに溺れる人たち』高橋暁子
問題が後を絶たないSNSの闇と解決法に迫る。
依存やいじめ、鬱を引き起こす危険をはらむ一方で、インフラと化した便利なSNS。