2020年6月10日 19:00
気分が上がらない…「梅雨」の湿気に負けない生活習慣は?
が乱れれば心もまた乱れてしまうという事なんでしょう。
また、梅雨時期には日照時間が減少することも、うつの原因として重要と考えます。日照時間が減るとうつになる傾向があるとの研究があります。雨が降るので外出がおっくうになり、さらに今はコロナのために外出をひかえることで、より太陽の光をあびる時間が減ってしまいます。
幸せホルモンを自分で出す方法
朝の早い時間に太陽の光をあびて脳のセロトニンスイッチを入れることは、うつを予防するうえでも夜間の良眠のためにもとても重要と言えるでしょう。セロトニンとは別名幸せホルモンともいわれている脳内ホルモンです。セロトニンの減少は、うつの原因として重要視されており、うつ病の治療でもセロトニンを増やす効果がある薬が使われているくらいです。
その観点から私がお勧めしているのは朝の散歩です。
夜明けから朝の7時くらいまでの間に外に出て、日の光を浴びながら30分ほど散歩をするとセロトニンの分泌が増加するのです。雨の時はどうしましょう? たとえ曇りや雨でも外光を取り込むことで、セロトニンスイッチを入れるだけの十分な光を浴びることができると言われています。
もしも散歩ができない時は? カーテンと窓を開けて日の光を浴びるだけでも効果はあります。