2020年8月3日 19:20
「イイ汗」はニオイがない!?…夏バテ防止にもなる「イイ汗」のかきかた
そのほか汗の“質”にも注目を。
「いい汗には、細菌を繁殖させる原因となる余分な成分が含まれていないので、サラサラしていて、においもほとんどナシ。その場はもちろん、乾いたあとからにおいを発することもないので、あまり汗クサさを気にしなくていいんです」(内科医・石原新菜先生)
質に加えて、“量”も判断材料に。
「必要な時に汗が出ないのは問題ですが、かきすぎるのもよくありません。体内に余分な水分が溜まっている表れで、漢方では水毒といいます。それにより体が冷え、代謝が低下し、悪い汗に…という悪循環です」
いい汗をかくための3つの心得をご紹介!
心得1 運動
軽めでいいので体を動かして、1日1汗、体温1度上げ。
「汗をかくには、体温を1度上げること。必要な時にスムーズに汗をかけるように、1日1汗、体温を1度以上上げることを目指して、運動を取り入れましょう。
もちろんハードな運動でたっぷり汗をかくのもいいのですが、それを毎日続けるのは大変なので、ウォーキングなど続けやすい運動で、汗をかくように心がけて。それも難しい場合は、1日にスクワット30回でもOK。筋肉がつけば代謝が上がって、汗をかきやすい体にもなります」