2020年7月24日 21:00
夫以外の男性とラブホで…食にまつわる人間模様を描く彩瀬まる短編集
「その相手を好きか嫌いかではなく、自分と相手の心と体が自由であるかどうかに注目する人物が結果的に多くなった。不自由であるなら原因を探し、変えていく。そんな個人の戦いを大切に書いていきたいです」
それは今後、彩瀬さんが取り組んでいくテーマのひとつになりそうだ。
あやせ・まる1986年生まれ。2010年「花に眩む」で女による女のためのR‐18文学賞読者賞を受賞しデビュー。’18年『くちなし』が高校生直木賞受賞。著作に『さいはての家』など。
『まだ温かい鍋を抱いておやすみ』枝豆チーズパン、ミックスピザ、栗のポタージュスープ、具だくさんシチュー…。
食べ物を通して見えてくる人間関係を描いた6編。祥伝社1400円
※『anan』2020年7月29日号より。写真・岡本あゆみ(彩瀬さん)中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世
(by anan編集部)
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