2020年7月27日 20:00
こまめな補給で肌ツヤUP! 夏に摂りたい7つの栄養成分とは?
ジュースにするのも一案です」(森さん)
フィトケミカル
植物の自衛成分に、強力な抗酸化力が。
フィトケミカルとは、野菜や果物が持っている色素や香り、苦みなどに含まれる成分のこと。
「植物が紫外線や外敵などから身を守るために作り出したもので、人にも良い働きをしてくれるものがたくさんあります」(山崎先生)
とくに紫外線にさらされる夏野菜は抗酸化作用を持つものが多く、
「代表格はトマトの色素“リコピン”。油と一緒に摂ると吸収率が高まります。また、しょうがやみょうが、ねぎ、しそなど、香味野菜の香り成分も有用。香りでリラックスできるだけでなく、血流改善や、ビタミンB群の吸収、肝臓での解毒を助ける働きも。野菜は、色や香りにも注目して選んでみましょう」
摂り方のコツリコピンは油とともに加熱すると吸収率アップ。香味野菜は、しょうがやねぎ以外は加熱によって香味成分が消失しやすいので、できれば生で食べるとよい。
クエン酸
酸味に頼って、疲れも肌荒れも寄せ付けない!
体が、糖質をエネルギーに変えるときに必要になるのがクエン酸。
「酸っぱいものが疲れを取ることは経験上よく知られていますが、それはこのクエン酸が働いているから。