2020年8月11日 20:00
300年前の眉メイクテクも…! 江戸時代女子たちのリアルな日常
六本木のサントリー美術館で、リニューアルオープン記念展I『ART in LIFE, LIFE and BEAUTY』がはじまりました。今展では、化粧道具や髪飾り、メイク指南書など、女子の心をがっちりつかんでくれるアート&工芸品が登場。その華やかな世界をレポートします!
隈研吾デザインでリニューアル!
【女子的アートナビ】vol. 180
2019年の秋から改修工事のため休館していたサントリー美術館が、7月にリニューアルオープンしました。
まずは、改修工事後の新しいエントランスをご覧ください。受付カウンターは「水」をイメージしたもので、建築家の隈研吾さんによるデザインです。そもそも、この美術館の内装を設計したのも隈さん。なので、エントランス全体が調和のとれた心地よい空間になっています。
それでは、展示室に入ってみます。展覧会名にもなっている「ART in LIFE(生活の中の美)」とは、サントリー美術館の基本理念。1961年の開館以来、同館では絵画などの芸術作品だけでなく、日常生活の中で使われていた美しい調度品や道具なども収集し、公開していました。
リニューアル後初となる今展では、そのコレクションの中からセレクトされた「生活を彩る美しいものたち」