くらし情報『AKB48前総監督たかみな リーダーとして「最も大事だと思うもの」』

2016年3月24日 12:00

AKB48前総監督たかみな リーダーとして「最も大事だと思うもの」

たかはし・みなみ1991年4月8日生まれ、東京都出身。AKB48第1期メンバーでグループ前総監督。4月8日の劇場公演をもってグループを卒業する。著書『リーダー論』(講談社AKB48新書)が11万部を超えるヒット中。

数百名のメンバーをまとめる総監督の経験を経て、あるべきリーダーの姿を模索し続けてきた高橋みなみさん。ビジネスパーソンの間でも話題の著書『リーダー論』をもとにコミュニケーションの鉄則をご指南いただきました。

***

私がリーダーの役割のなかで最も大事だと思うのは、メンバーひとりひとりをよく理解することです。人の短所は目をつぶっていても見えてしまうものですが、長所は相手を知ろうと思わない限り、なかなか見えてこないんです。
相手を理解して、好きになって、信頼関係を築く。それが“時にはメンバーを叱る”“仕事を任せる”といった、リーダーの役割のベースになっている気がします。

とはいえ、300人を超えるAKB48のメンバー全員と、一対一でじっくり話をするのは現実的に難しい。なので、一対一の時間ではなく、一対一のいい関係を築くことを心がけています。いい関係というのは、その子にとって自分が“何かをしてくれる人”になるということ。人は自分のために何をしてくれたかで、その人との信頼関係を査定するところがあると思うんです。なので、この人は自分を見てくれている、自分を褒めてくれる人、という認識を植え付けるためにも、できるだけ褒めてあげたり、“見ている”ということを伝えるようにしています。

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