2020年8月25日 20:40
鬼龍院翔、カバー曲で「絶対にしてはいけない」と肝に銘じている掟
と(笑)。
でも一番いやだったのは、メジャーに行くとやれることも減るかもしれないから。過激なパフォーマンスができる機会が減ってしまうと、僕もそうですがメンバーはもっと困る。飛び道具、いろいろな変なこと、過激なことをやって、やっと居場所があるのに。それができないとなると、彼らの居場所がなくなるわけです。メンバーにも「メジャーデビューの話、断ったよ」と事後報告したら、「ふーん、そうなんだ」と言っていました。
ーー2009年に発売された「女々しくて」が年月をかけて2012年に大ヒットし、同年からNHK紅白歌合戦に4年連続出場されましたが、当時の心境は。
曲が流行っているのは素直にうれしかったんですが、それと同時に、生活がものすごく不便になったんです。
ブレイクするとそのぶん注目されるので、プライバシーの侵害や中傷も一気に増えて、いやなことだらけでした。振り返ると、敏感すぎたかなといまは思いますが、当時はちょっと参っていましたね。あと、ヒットすることで「一発屋って言われるんじゃないか」「もっといいヒット曲を作らなきゃ」と考えながら作曲をしていましたが、「女々しくてを超えない⋯⋯」とずっと思っていて。