2020年8月23日 20:30
シソンヌ・じろう 年齢を理由にハズされ、根に持つ?
――コンビを組まれたきっかけを教えてください。
じろう:吉本の養成所NSCで出会ったんです。
長谷川:僕はそれまでちょっとだけお笑いをやってはいたんですけど、26歳の時に、ここでダメなら田舎に帰ろうぐらいの気持ちで養成所に入所したんです。
じろう:僕はコント劇団にしばらくいた後、養成所に入って。ふたりとも27歳というのもあって、意気投合しました。まわりはもっと若い人が多かったから。
長谷川:しばらくは別でコンビを組んでたんですけど。
じろう:僕は声をかけられると断れない性格で、何回かコンビを組んでは解散してたんですよ。
長谷川:じろうは、僕には考えられないようなネタの発想ができる人だと思ったので、声をかけて2006年にコンビを組んだんです。
――ふたりで「イケる!」と思ったのは、どのぐらいからですか?
長谷川:最初のネタ見せ会の時には、もう手ごたえがありました。このままイケるかなぁって僕は思ったけど、甘かった。養成所を出てからは、劇場のオーディションに全然受からなかったんです。
じろう:ウケてはいたんですけど、若手中心の劇場に出るメンバーになかなか入れなくて。「その年じゃあね」