2020年8月25日 18:30
石田ゆり子の“素敵”の源はココに? ファッションで見えた素顔
当時の自分には不釣り合いだと感じ、クローゼットで愛でるだけで時が過ぎていたが、ようやく本格デビューをさせようと思っていること。キャミソールのような肌に一番近い服こそ、納得したものを着ることで、健全な自信と自己肯定感が育つように思えること。あるいは、お気に入りの服が急に似合わなくなってきたことに気づき、自分の体に活を入れ、女性であることを楽しむために、ときには体のラインが出るドレスを着ること。
あとがきの言葉が印象的だ。「今日、身につけている服たちによって今日の自分は作られ、今日の気分は作られる。それが積もり積もって、私自身が作り上げられていく」。背伸びして着る服がときに自分を高めてくれたり、身につけるだけで癒されたり。着る人と服の理想的なあり方を教えてくれる。
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※『anan』2020年8月26日号より。写真・中島慶子文・兵藤育子
(by anan編集部)
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