くらし情報『上白石萌音、役所広司を見習いたい? ドラマ撮影でのエピソード披露』

2020年8月28日 19:00

上白石萌音、役所広司を見習いたい? ドラマ撮影でのエピソード披露

ドラマを見るたび、曲を聴くたびに反省しています。
――ご自身は昭和の歌謡曲がお好きなんだとか。

上白石:大好きです。とくに‘70年代、‘80年代の歌謡曲って歌詞は素晴らしいし、メロディラインも素敵で、いま聴いても全然色あせていないじゃないですか。妹も好きで、キャンディーズさんとかをふたりで歌っています。

――当時の歌手の方は、楽曲の世界観をドラマティックに表現される方が多い気がします。女優として培った表現力が歌手としての表現に活かされることはありますか。

上白石:以前は必死すぎてよくわかっていなかったんですが、いろんな曲にいっぱい出合っていくなかで、お芝居も歌も一緒だ!って思うことが増えてきた気がします。
もちろん勉強しなきゃいけないことが違うし、緊張感の種類も違うんですけれど、よく聴くことの大切さはどちらも同じ。歌の場合は、後ろでドラムがどんなビートを刻んでいて、ここでベースが動くとか、ここで別の楽器が入ってくるとか、それをよ~く聴いて、曲の展開と同じように歌うことが大切なんですよね。お芝居もそう。以前出演した舞台で、演出家の栗山民也さんから、しゃべること以上に聴くことを大事にしなさいって言われたことがあります。

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