2020年9月5日 18:30
信号待ちも深呼吸…“すき間マインドフルネス”のすすめ
日常の空き時間に“今に集中する”マインドフルネスを試してみて。感情や雑念に流されない、平穏な気持ちを取り戻せる。
心を落ち着かせて、脳を休める方法。
「マインドフルネスは“今に集中”するためのトレーニングです。心が落ち着かせ、脳を休める方法ともいえます」と、日本でメソッドの紹介を行う、荻野淳也さん。
たとえば、何か物事に取り組もうとしたとき、それに反してさまざまな感情や雑念が湧くことがあるが、まさにそれが今に集中できない状態。感情や思考がとっ散らかっているため、ストレスの原因となり、心を疲弊させるという。
「そんな心のざわつきを、“今この瞬間”に注意を向けてクリアな状態にするのがマインドフルネス。
自分の内面で起きていることに気づく力が養われるため、一時的な感情や雑念に流されることが少なくなります」
いろいろなトレーニング法があるが、今回は一日中、すき間時間に簡単に行えるものを紹介。
「長時間行うより、毎日短時間で行うことが大切。続けると集中力が高まり感情をコントロールできるようになるので、穏やかな気持ちが保てるようになります」
マインドフルネス基本の瞑想。
椅子に腰掛けて骨盤を立て、脚は組まずに地面に足裏がついていることを意識して座る。