2016年4月5日 12:00
スタジオ設立30周年! 名作ぞろいの「ピクサー展」が日本上陸
美しい世界観と誰もがひき込まれるストーリーで、子供はもちろん、大人も虜にしてやまないピクサー作品。スタジオ設立30周年の今年、約500点のアートワークを通してその魅力にたっぷり浸ることのできる世界巡回展「ピクサー展」が日本に上陸中だ。
『トイ・ストーリー』などおなじみの名作から、最新作『アーロと少年』まで、作品ごとに映画制作のプロセスをひもといていく展示構成。ドローイングやカラースクリプト(作品の色彩イメージや空気感を視覚的に伝えるもの)、マケット(立体模型)などを見ていくと、デジタル技術が注目されがちなアニメーションも、核となるキャラクター、物語、世界観は人の手から紡ぎ出されるのだと分かる。なかでも、アニメの仕掛けを体感できる「トイ・ストーリー ゾートロープ」と、ドローイングがアニメーションになる過程を凝縮した「アートスケープ」の2つの大型インスタレーションは必見。美術館を出る頃には、お気に入りの作品をもう一度観たくなるはず。
◇東京都現代美術館東京都江東区三好4‐1‐1開催中~5月29日(日)10:00~18:00(入場は30分前まで)月曜休館(5月2日・23日は開館)一般1500円ほかTEL:03・5777・8600(ハローダイヤル)