くらし情報『9人に1人が乳がんに!? 検診前に聞いて安心の予備知識』

2020年9月9日 20:30

9人に1人が乳がんに!? 検診前に聞いて安心の予備知識

一般的には30歳までは検診の必要がありません。理由としては、そもそも発症リスクが低いこと、乳腺が発達しているためマンモグラフィでがんを見つけにくいこと、若い人ほど放射線による被曝の影響を受けやすいことなどがあります」

もちろん例外もある。母、姉妹、祖母、おば、従姉妹で乳がんにかかった人が1人でもいる=家族歴がある場合は、20代であっても検診を受け始めよう。

「遺伝性乳癌卵巣癌症候群という遺伝子の異常によって、乳がんになりやすい体質の人が日本にも一定数いることがわかってきました。該当する人は、一生のうちに乳がんを経験する可能性が約80%あるといわれるので、もし家族歴があれば、若くてもぜひ受診してください」

費用は受ける方法によって変わる。

若いうちに受けるなら個人検診の一択。
費用が安いのは自治体が行う住民検診や会社での職域検診。住民検診は40歳以上の女性が2年に一回受けられるもので、職域検診も、会社によって異なるが原則40歳以上が対象。


つまり、20~30代は個人検診を受けることになる。個人検診は費用がかかる分、気になる症状について個別に専門医に相談しつつ診察してもらえるのがメリット。

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