2020年9月21日 20:30
玉城ティナ、読書は「女友達の代わり」? お気に入りの4冊とは
いつでも爆音の中にいる人にだけ音楽的なセンスがあるわけでは決してなく、沈黙の中で自分のリズムを養っている人もいるのかもしれない、などと考えながら読んでいました。歌についての本なのに、題名が『そっと 静かに』なのも素敵です」
【内容】
2005年に韓国で最も権威ある文学賞を受賞した、『菜食主義者』の著者、ハン・ガンが紡ぎ出す音楽のエッセイ集。¥2,200クオン
『風の歌を聴け』村上春樹
「いまや日本を代表する作家・村上春樹さんの原点という意味でも興味深い作品ですし、あの村上さんでさえデビューは30歳だったそうで、私ももっと頑張らなきゃなと、勇気づけられたりもしました。もしご本人にお会いする機会があれば、執筆されていた当時のお話や文章に対するこだわりなどをぜひ聞いてみたいです!」
【内容】
1979年に発表された、作家・村上春樹のデビュー作。海辺の街に帰省した〈僕〉の青春の一片を乾いた軽快なタッチで描く。¥450講談社文庫
『すみれの花の砂糖づけ』江國香織
「恋愛の詩が中心ですが、女の人の色っぽさとか、でも決して弱くない感じが表現されていて好きですね。それに、いい意味で『そうだよね。じゃあ、いっか!』と投げやりになれる感じもあって。