2020年9月21日 20:00
『逃げ恥』『MIU404』も! 脚本家・野木亜紀子のセリフが現代人に刺さる理由
仕事や恋など、これまでの経験をお互いに口にする中で、朱里の言葉を聞いた晶が口にするセリフ。本当に、自分たちは主体的に生きているのか、それを自問自答する言葉が、私たちの胸にも響く。
ジャパニーズドリームは全部嘘だ
『MIU404』(2020年)
警視庁機動捜査隊に属する伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)の刑事バディドラマ。第5話、ベトナムから来日し日本で働く女性が登場。借金を負い日本語学校で事務員をする男(渡辺大知)が、日本における外国人労働者の過酷な状況に絶望し、叫ぶセリフ。
にしもり・みちよフリーライター。ドラマや映画など、エンタメにまつわる批評を数多く手掛ける。『ユリイカ』(青土社)9月号、「女オタクの現在」特集にも寄稿を。
※『anan』2020年9月23日号より。写真・中島慶子イラスト・石山さやかサイトウユウスケ
(by anan編集部)
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