くらし情報『日本人も共感しやすい? “現代の生き方”を考えさせられる「韓国文学」5選』

2020年9月18日 20:30

日本人も共感しやすい? “現代の生き方”を考えさせられる「韓国文学」5選

「韓国文学は昨今、良質な作品の邦訳が増えて、注目度が高まっています」と、ライターの瀧井朝世さん。ロングセラーから近作まで、さまざまなジャンルが発売され、多くの支持を集めている。

自分の生き方を考えるきっかけに。

「お隣の国だけに、文化的、社会的価値観において日本社会に通じる部分も多く、日本人が共感できる部分も多いのではないでしょうか。日本でもベストセラーとなった『82年生まれ、キム・ジヨン』は、その典型例です。物語の背景に歴史的、経済的な要素が盛り込まれていたりと、その時代、その社会の中での個人が描かれることも多い。そのため、価値観や人生観、社会観を見つめ直し、“今の時代に自分はどう生きるのか”ということを、さまざまな角度から考えさせてくれるところも、韓国文学の魅力となっています」

『フィフティ・ピープル』チョン・セラン斎藤真理子 訳/亜紀書房
日本人も共感しやすい? “現代の生き方”を考えさせられる「韓国文学」5選


「(中略)でも、傲慢にならずにいましょうよ。どんなに若い人にも、次の世代がいるのですから。
しょせん私たちは飛び石なんです。だからやれるところまでだけ、やればいいんです。後悔しないように」
とある大学病院に、何らかの形で関わるごく普通の人々50人の、それぞれのドラマが交錯する連作短編集。

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