2020年9月16日 20:50
山田孝之、ミュージカルへの挑戦は「どうせやるなら無謀なほうがいい」
舞台自体も初めてでしたが、どうせやるなら歌とか踊りとかできないことだらけの無謀なほうがいいと思って始めた挑戦でした。実際、やっている最中は必死でわからないけれど、舞台が終わって数か月後にカラオケに行くと、ちょっと上手くなっているのがわかる。今回が4作目ですが、微々たるものでも成長できている気がします。
芝居はコメディに限らず、怒る場面も泣く場面も大事なのはすべて間で、それさえわかれば難しさはそんなにないんです。ただ、これまでやってきた時代劇、ラブストーリー、社会派ドラマ、ナレーションの仕事を含め、経験してきたものすべてが出せる場がコメディ。いままでに得たものを発揮していきたいですね。
大切にしている言葉
いま自分のなかで大事にしてるのは、生きていく上でも仕事を選ぶ上でも「自分がワクワクすることを選ぶ」ということ。そうじゃないと、心が死んでしまうと思って。
ただ、30代に入ってからここまで、そうやっていろんなことを突っ走ってやってきたけど、走れば走るほど新しいことに興味が湧いてきちゃうんですよ。この調子でいくと体がもたないんで、最近はほどほどに。たまには止まって冷静になる時間を作らないとって思っています。