2020年9月22日 21:00
小関裕太「10代の頃はコメディに苦手意識」 克服したキッカケは…
ひとつも上手くツッコめない。それを変えてくれたのが、重岡大毅くんと矢本悠馬くんです。関西人のおふたりが時間を割いてツッコミの練習をしてくださって、そこから積極的に行けるようになったし、コメディへの抵抗もなくなりました。その悠馬くんとの共演も楽しみですね。
今回の作品って、歌の技術が高ければ高いほど笑えると思うんです。これまでなかなか自分の思い描く声が出せずにいたんですが、少し前にあったCD収録の最中に、歌声がすごく変わりました。いろいろ試してはいたんですが、ある瞬間、過去に歌の先生や演出家の方に言われてきたことが一気に繋がったんですよね。この延長線上に、僕の憧れる“上手くて面白い”があるはずだと思って臨みたいです。
大切にしている言葉
印象に残っているのは、19歳の時に、お世話になっているメイクさんからもらった言葉です。当時、NYに行きたいけれど、ダンスを学ぶとかお芝居を学ぶとかの理由もないし…って、踏み出せずにいたんです。そしたら、「理由を探してから行くんじゃなく、行った先に理由があるんだよ」って言われて。思い切って行ったNYで、ブロードウェイの舞台に衝撃を受けて、明確な自分の目標が見えたんです。