2020年9月29日 20:00
ラブリーサマーちゃんの顔出しNGは“曲”のため? 4年ぶりにアルバム!
自らを“ピチピチロックギャル”と称するミュージシャン、ラブリーサマーちゃん(通称・ラブサマちゃん)。メディアへの全面的な顔出しはナシ。ちょっぴり謎めいているものの、’90年代UKロックをベースとした曲は、一聴してかっこいい。その音に乗るのは、かわいさと気だるさが同居した歌声と、尖った歌詞。そんなラブサマちゃんの世界観に浸れるアルバムが、4年ぶりに発売に。
赤裸々に表現することは私の中で本当に重要。負の感情もその一つ。
「前のリリースから、時間が空いているんですよね。
このアルバムには、その間に日記のように書き溜めていた曲を集めました。私、作詞・作曲のほかにも編曲とかまで自分でやるので、1曲作るのにすごく時間がかかるんです。たとえばバンドさんだったらギターはギタリストさんとかそれぞれの担当者にディレクションを任せられると思うんですけど、私は自分一人で決断しないと。だから時間がかかるし、疲れちゃう。それでもアルバムを作りたいと思うのは、シングル一枚一枚よりアルバムのほうが、没入感があると思うから。制作中は自分の曲を聴きすぎて、いいのか悪いのかよくわからなくなってしまったんですけど(笑)、完成してからふとした時に聴いてみたら、ちゃんといい曲が揃っている。