2020年10月7日 19:00
アジカン・後藤の「ロンドンで曲を録る理由」に誰もが納得できるワケ
UNICORNは、非常に複雑な音楽なんですよね。だから、指が痛くてギターをすぐやめて、そのあとだいぶ時間が進んで高校を卒業したあとに、イギリスの音楽に憧れるようになって。(イギリスのロックバンドの)オアシスに憧れてギターを再び買いに行って、そこからですね、自分で曲を作ろう、音楽をやろうと思ったのは。
ーー人の作った音楽よりも、やはり自分の曲のほうが気持ちが入るものですか。
そうですね。最初の頃、オアシスのコピーを自分で部屋でやってみたんですが、どうやっても彼らみたいにカッコよくできないんですよ。本人が歌うのがいちばんかっこいいなと思って。バンドを組むんだったら、自分で曲を作りたいなって、楽器を買ったときに思いました。
コピーしても、本人たちを超えられないから。
いまは人が作った曲でも、気持ちを込めることができますが、若い頃は「自分が作ったものこそが、感情移入できるものだ」と信じていました。
アジカンのフロントマン、後藤正文(Vo、G)。Gotch名義でソロ活動も。
ーー1996年にASIAN KUNG-FU GENERATIONを結成されて、2021年には結成25周年を迎えます。