2020年10月1日 19:10
移住、周囲からの反発、女優との恋…モード界の革命児が語る波乱の人生
自分が誰であるかということを伝えるために使うものだと思います。
トッド監督それはありますね。あとは、自分の好きなものを表現することで、周りとコミュニケーションを取ることもファッションではできると考えています。
―最後に、ピエール・カルダンさんから学んだことを教えてください。
デビッド監督彼は本当にインスピレーションを与えてくれる存在で、自分が好きなことをひとつひとつ形にしてきた方だと思います。「心から望むことを追いかけて、いろいろな挑戦をしなさい」と小さい頃から言われていたとしても、実現できる方はそんなに多くはないのが現実。でも、彼はそれを形にしているので、その生き方には刺激を受けました。
トッド監督彼は98歳になってもいまだに仕事をされていて、すごく生き生きとしていらっしゃいます。
そういう姿から学んだことは、「キャリアや語学など、新しいことにチャレンジするのはいくつになってもいいんだ」ということ。彼にインスパイアされたおかげで、僕たちの人生もより“カラフル”なものになったといまは感じています。
常識にとらわれない生き方に胸が熱くなる!
ファッション業界のみならず、時代をも変えてしまった“モード界の革命児”ピエール・カルダン。