2020年10月10日 21:00
伊藤健太郎「僕、芸能人になりたくないんです」 その深~いワケとは?
等身大な役柄から、コミカルな表情に至るまで、さまざまなキャラクターを自分のものとする役者・伊藤健太郎さん。作品での姿はもちろん、テレビなどで見せる素顔も愛され要素の一つ。活躍の幅を広げる、彼の軸に迫りました。
まずは自分で自分を好きにならないとダメだなって。
いま、愛される男と聞いて、彼を思い浮かべる人は多いと思う。でも本人は「僕って、愛されてるんですかね?自分じゃ全然わかんないですよ。映画やドラマのスタッフさんに『なんで僕を呼んでくれるんですか?』って聞いても、『え、ノリ』って言われたこともありますし(笑)」と、軽快に笑い飛ばしてみせる。まるで自覚はないようだけれど、きっとこの自然体で飾らないところが、数多くの人を惹きつけて離さない伊藤さんの魅力なのだろう。
「たしかに、ファンの方とかスタッフさんに、そう言っていただくことは多いかもしれないです。そのまんまな感じがいいねって。自分でも、ありのままをさらけ出して生きてるほうだとは思いますね。僕、自分を取り繕うことができないんですよ。プライベートはプライベート、仕事は仕事って、しっかり線引きして自分を切り替えている人もいると思うんですけど、僕は無理。