2020年10月10日 19:30
柴咲コウ「なぜかうっかり、こんな仕事に」…“35歳の少女”役熱演
女優の柴咲コウさんが、『35歳の少女』で約5年ぶりとなる民放連続ドラマの主演を務める。
奇跡を信じたくなるような作品。脚本を読んで心を揺さぶられました。
「脚本を読ませていただいて、心を揺さぶられました。現実にはなかなかない設定ではあるのですが、奇跡を信じたくなるようなお話だなって。これは第1話から目が離せなくなりそうだなという予感がしました」
物語の中で柴咲さんが演じるのは、不慮の事故で10歳の時に長い眠りにつき、25年ぶりに目覚めた“35歳の少女”望美。
「体は35歳、心は10歳という等身大の自分とは違う望美を演じるのは、お話をいただいた時からおもしろそうだなって。あえてじっくり考えたり、準備したりというよりは、もっと瞬発力や本能的なのもので表現していきたいと思っています」
その設定だけでなく、望美の性格もまた、柴咲さんと差があるそう。
「10歳の望美は心が外側に開いていて、クラスの中心人物のような存在。社交性があって、誰とでも分け隔てなく明るく話せる人です。でも私は真逆で、なるべく一人でコツコツ編み物とかしていたいタイプでした。なのになぜかうっかり、こんな仕事についてしまったんですけど(笑)」