くらし情報『尼神インター・誠子が初エッセイ! タイトルの“B”の正体は?』

2020年10月7日 20:40

尼神インター・誠子が初エッセイ! タイトルの“B”の正体は?

タイトルにもなっている“B”とは、“ブス”の意味。とてもユニークなのが、自身のことをそう思っていなかった“誠子”が、他者から“B”だと言われ、その自覚を持ったときのことを、“Bと出会ったとき”と書いていること。“B”を擬人化するその手法に驚かされます。

「この本を書くにあたって、そういえば自分がブスだと感じ始めたのはいつだったっけ…と思い返してみたら、中学生のときだった。そこからずっと私は、Bとともに戦い、そして一緒に歩いてきている、という意識があることにも気が付きました。そこから、“出会う”という言葉が出てきたんだと思います。中学時代はそう言われると、単純に“最悪やん!”と、ただただネガティブに思っていました。でも高校時代にお笑いに目覚めて以降は、ずっと自分の真ん中にあった容姿のコンプレックスについて考える暇もないほど、お笑いに夢中で。
さらに芸人になってからは、このルックスであることが、武器にもなった。それからはもう、ずっと人生が楽しい。お笑いに出合えて、それによってコンプレックスだった自分の容姿も好きになれた。本当によかったと思っています」

今回本を書いたことで、言葉の持つ力についても、いろいろな気付きがあったと話します。

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