2020年10月14日 19:30
夫婦デュオ「ハンバートハンバート」 “愛の歌”を詰め込んだ新作
『愛のひみつ』というちょっとドキッとするタイトル通り、ハンバートハンバートの新作はLOVEが溢れるアルバム。
テーマは全曲LOVE。さまざまな愛の物語を奏でます。
「曲が出そろったところで、テーマを探ったらLOVEだな、と思いまして」と全曲の作詞・作曲を担当する佐藤良成さん。その12曲はさまざまな愛のカタチ、恋人、夫婦、家族、ときどき片思い。
「ドラマの配役を決めるように、この曲は主役、こっちは三枚目の役とか、バリエーションが出るように曲を配していますね」(佐藤)
一曲一曲がまるで一編のショートムービーのような物語がある愛の歌を、佐野遊穂さんのふんわりしたボーカルでしみじみと聴かせてくれる。
「ずっと仕事部屋にこもって作曲しているので、知らないメロディが聞こえてくると、新しい曲できたな、って。気付いても、いつも何も聞かないんですけどね」(佐野)
「詞がついてからはじめて聴かせます。
ボツになることもあるし、書き直しもあります。けっこう手厳しいんですよ(笑)」(佐藤)
「歌い手というより、リスナーの気持ちで、ここまで言っちゃったらつまらないよとか、そんなアドバイスをしていますね」