2020年10月15日 21:00
北乃きいが苦笑い 舞台『真夏の夜の夢』の稽古が面白すぎて…!
「稽古がめちゃくちゃ面白くて、お金を払って観たいくらいなんです」。開口一番、キラキラした瞳で語ってくれた北乃きいさん。現在、舞台『真夏の夜の夢』の絶賛稽古中。シェイクスピアの名作を野田秀樹さんが翻案した戯曲を、ルーマニアを代表する演出家であるシルヴィウ・プルカレーテさんが手がける。
日欧演劇界のトップが初タッグ。「そこに立ち会えてすごく刺激的です」
日欧を代表する演劇界の巨匠同士の初タッグだが、楽しくて仕方がない様子。
「プルさん(プルカレーテさんの愛称)が来日できないため、稽古場はZoomで繋いでおこなわれているんですね。毎日課題を渡されて、それぞれが家に持ち帰って考えて、翌日お昼にキャスト同士で合わせたものを最終的に見ていただくのですが、みなさんのお芝居がすごいんです。
言われたことをやるのに精一杯の私と違い、先輩方は同じ場面でも何通りもやってみせるし、そこに自分なりのアイデアも付け足される。勉強になることばかりで、自分のシーン以外の場面も台本にいろいろ書き込んじゃっています」
嬉しそうに開いた台本には書き込みと付箋がびっしり。「書きすぎて、何が大事かわからなくなっちゃうんですけれど…」