2020年10月15日 20:50
花のある暮らしは気軽に 水を替えるたびにやるべきこととは?
部屋の片隅に季節の花が少しあるだけで、空気が心地よく感じられるはず。人をもてなすためじゃなく、自分のために花を生けよう。身近な器を使った生け方のアイデアも。
花は1本から気軽に!暖房の風を避けて飾る。
「花は特別なときにだけ飾るものではなく、ふだんの暮らしを心地よくしてくれるもの。お店ではどの花も1本から買えます。たくさん買わなくてもいいんですよ」
こう話すのは、フローリストの古賀朝子さん。古賀さんが営むフラワーブティック『フルール・ド・ショコラ』には、この時季、秋らしい深い色みのダリアやバラ、また、黄色やオレンジ色の実をつけた枝ものが多く並ぶ。
「これから冬にかけての季節は、庭先や街路など外に咲く花が少なくなるので、ぜひ家の中に好きな花を飾って楽しんでください」
持ち帰ったら、すぐ水に浸けるのを忘れずに。花は熱に弱いので、キッチンなど火気の近くや、直射日光を避けて飾ろう。とくに秋冬の室内では、暖房の風が直接当たらないように気をつけて。
特別な道具がなくても生けられるが、花ばさみがあると茎や枝を切りやすくて便利。
基本の手入れや秋冬の注意点
(1)水に浸かる部分の葉を取る。