2016年4月20日 12:00
2年連続助演女優賞! 黒木華「私のほうが普通の人を演じやすい」
一昨年、『小さいおうち』でベルリン国際映画祭・最優秀女優賞を受賞し注目を集めた黒木華さん。
「群を抜いていた」と評されたその演技力は、その後のドラマや映画でも話題になったほど。そしてこのたび、岩井俊二監督の映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』で初の映画主演。そして先日スタートしたドラマ『重版出来!』では、連ドラ初主演と快進撃が続きます。
――日本アカデミー賞最優秀助演女優賞おめでとうございます。史上2人目の2年連続の受賞です。
黒木:こそばゆいというか…正直、本当にいいんだろうかという感じです。でも、どちらも山田(洋次)監督の作品ですから、監督がすごいんです。現場で自分が提案したり、何かに挑戦するというよりも、監督がおっしゃることを忠実にやろうと思っていただけでしたから、完全に監督の演出のおかげです。
――でも、実際、黒木さんの演技に多くの人が惹きつけられているわけですし…。
黒木:すごいギャップは感じています。自分の本来の実力と周りの評価とがどんどん離れていっているので、追い付かない怖さがあります。
自分自身の評価はまだ低いので、なんとか頑張らねばと思っています。
――先日の『しゃべくり007』で、徳井(義実)