2020年11月9日 19:30
乃木坂46・高山一実「目立つために不本意だけどやる」 苦難の道のり語る
みたいに突っ込まれると思うんです。知っていることが必ずしも武器にならないというか。
――なるほど。では高山さんは「こうしたら人気が出る」みたいなことはあまり分析しない?
高山:アイドルとして輝くには何をしたらいいか、ずっと考えながらやってきたので、ある程度はわかっています。でもわかったところで「自分にこれはできない」というのが結局出てきてしまうから、深く考えるのはやめました(笑)。昭和のアイドルは設定が細かく練られて好きな色まで決まっていたと聞いて、その時代がうらやましいと思ったこともあるんです。でもよくよく考えると、私は演技ができないし、本音が言葉にも態度にも出ちゃうから、キャラ設定を守れないだろうな、とか。
――キャラといえば、高山さんはオーディションからかなり目立っていたと聞きました。
巧みなトークで笑いをとったり、急に俳句を詠んで驚かせたり…。
高山:あはは。私は変わったことをするのが昔から好きで。本当は、山口百恵さんや道重さゆみさんのようなアイドルに憧れていたんですけど、大人数のグループを考えた時、自分は王道でいっても無理かなというのもあって。オーディションの時は、周りと違うことをしようとしか考えていなかったですね。