くらし情報『実験的な展示が話題! 「わかりあえなさ」テーマの展覧会とは?』

2020年11月13日 19:30

実験的な展示が話題! 「わかりあえなさ」テーマの展覧会とは?

一方「異種とむきあう」ゾーンでは、特殊な香水を使ってサメと人間が恋愛できるか実験した作品や、ぬか床の様子を様々なセンサーで読み取り、「そろそろかき混ぜたら?」「ちょうどいい具合に漬かっているよ」など微生物の言葉を翻訳し、対話できるロボットも。他に植物の気孔の動きを読み取って、植物の言葉を理解しようと試みた作品など、実験的かつユーモア溢れる展示が満載で、実に興味深い。

「作品には相手の気持ちを汲み取ろう、ケアしようという想いが共通している」とチェン氏。世界中で分断が進む今、コミュニケーションの本質について考える好機になりそうだ。

マイクに向かって話すと、23か国語に翻訳!
実験的な展示が話題! 「わかりあえなさ」テーマの展覧会とは?


Google Creative Lab+Studio TheGreenEyl+ドミニク・チェン《ファウンド・イン・トランスレーション》は、翻訳の結果だけではなく、機械が言葉を発見していくプロセスを可視化する。

異なる動物と愛しあえる?サメを誘惑する香水。

実験的な展示が話題! 「わかりあえなさ」テーマの展覧会とは?
長谷川愛の《Human X Shark》は、異種間の愛について考える作品。ダイビングスーツにサメが好む美味しい香りをつけて引き寄せ、「匂い」を用いてオスを性的に惹起する実験をレポート。

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