2020年12月6日 15:00
『東大王』の鈴木光「勉強中も集中力がそがれない」クラシック音楽を紹介
あとはたとえば、ベートーヴェンが難聴に苦しみながらも『運命』を作曲したのは有名な話ですが、そういったエピソードから入るのもおすすめです」
シリーズの中から鈴木さんがおすすめ10タイトルをセレクトしているので、そちらを入り口にしても。
「まずは何も考えずに好きな曲を選んでみたら激しい曲が多くなっちゃって(笑)。最終的には楽器や曲調など、バランスを重視しました」
最新技術でより原音に忠実になり、通も満足できる内容が実現している。
「このシリーズの良さは、それぞれの作曲家の代表作をひと通りカバーしていること。網羅性が高いので、クラシック音楽を知らない人でも基本が押さえられますし、これまでのCDから一歩進んだ遠近感のある繊密でクリアな音質の再現は聴きごたえがあると思いますよ」
「ベスト・クラシック100極」鈴木さんのおすすめ10タイトルの一枚、セルゲイ・ラフマニノフ『ラフマニノフ自作自演~ピアノ協奏曲第2番&第3番』。1600円。前半50タイトルが発売中で後半50タイトルは12月9日に発売。(ソニー・ミュージックレーベルズ)
すずき・ひかる1998年生まれ、東京都出身。
東京大学法学部4年生。