くらし情報『パスピエ「日常に寄り添ったアルバムになった」 コロナ禍で6thアルバム』

2020年12月13日 20:30

パスピエ「日常に寄り添ったアルバムになった」 コロナ禍で6thアルバム

2019年に結成10周年を迎え、ひとつの節目を越えたパスピエが、このたび6thアルバム『synonym』を完成させた。「今まで以上に、自分たちの殻を壊せたアルバムだと思います」(露崎)という言葉が頷ける、刺激的なトライアルが光る全11曲。そこには今年のコロナ禍の影響も落とし込まれている。

2020年だから生まれた美しきポップ・アルバム。
パスピエ「日常に寄り添ったアルバムになった」 コロナ禍で6thアルバム


「いつもは制作中でも、ライブとか、外向きになれる時間があるんですけど、今回は状況的に内向き。それが良いほうに作用した気もします。あとは、どういう人が聴いてくれるかを考えるようになった。僕自身も、音楽を料理中に聴くようになったりしたので、日常に寄り添ったアルバムになった気がします」(三澤)

「僕らバンドマンは、必然的にツアーをイメージしながら楽曲を作るんですけど、今回は頭でも楽しめる音楽というところは考えましたね。
そして、ひとりに向けて発信するという気持ちも強くなりました」(成田)

卓越した音楽理論やテクニックが土台にありながら、入り口は開け放たれている―今作からは、そんな印象を受ける。そこには、成田ハネダのインスピレーションの源が、多方面にわたっているところも、大きく関わっていそうだ。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.