2020年12月19日 19:10
鬼滅の刃、NiziU、愛の不時着…2020年“エンタメ”ヒットの法則は?
今年上半期のテレビ出演番組数は、112本(ニホンモニター調べ)を数え、流行語大賞トップ10入り。
5、コメントや生配信、家にいながら“みんなで共有”。
おうち時間が長くなり、長時間の生配信も急増。「生配信では、視聴者が一方的に作られたコンテンツを享受するのでなく、同じ時間を共有することで、配信者と共に、友達のようにコンテンツを作っているような感覚が味わえます。渡辺直美さんやオカリナさんを筆頭に、ごはんを一緒に食べるコンテンツが人気です」(カツオさん)
コロナ禍で、新しいエンタメの共有方法も生まれた。「オンライン飲みやパーティでは、配信サイトの同じコンテンツを同時再生し、盛り上がる人たちも多くいます。また若い世代は“気持ちの共有”を最優先に考える傾向があり、コロナ以前から、SNSでファンと日常的にコミュニケーションをとっていた人が、オンラインイベントにも上手く移行できています」(森永さん)
NAOMI CLUB渡辺直美さんは自身のYouTubeチャンネルで“今夜は一緒にディナーしよ!”シリーズを生配信。多くの人が感じていた誰とも食事を共にできない寂しさを埋めてくれた。
映画・海外ドラマライター・今 祥枝さん雑誌の編集を経て、フリーランスのライター&編集者に。