2016年5月23日 08:00
クライアント激怒、でも謝ろうとしない後輩…その気にさせる一言とは?
「コトバが足りない」「うまく説明できず、察してほしいと思ってしまう」。そんなアンアン世代に。伝え方ひとつで、がらりと変わる方法をヒット作『伝え方が9割』の著者・佐々木圭一さんが教えます!今回は、こんなお悩みがテーマです。
■クライアントが激怒!でも謝りたくない後輩。どうしよう!?
クライアントの課長から激怒の電話が!興奮していて、何で怒っているかよくわからないけど、後輩の山下が謝らなかったのが原因のよう。山下に聞くと「理不尽なことで怒ってきたので、謝らずに帰ってきました」とのこと。
山下の言うこともわかるけど、山下にも落ち度はあった。
「何ですぐ謝らなかったの?今から行ってきなさい!」と言ったけど、凄いネガティブオーラを発している……。クライアントは放置できないし、はあ、先輩はつらい。
■佐々木さんの答えは…
「山下くん能力あるのに、そこで信用落としたらもったいないよ」
「謝りなさい」と言われて、自分の意に反して謝ったとしても、納得しにくいものです。かえって確執が残ってしまうこともあるでしょう。
そんなときは、伝え方のレシピ「認められたい欲」。「山下くん能力あるのに」と言われると、強情な後輩も聞く耳を持ちます。