2021年1月2日 21:10
夢に出てくるほど怖い“下水道博物館”って!? 超ディープなガイド本をご紹介
次のうち、実在するミュージアムはどれでしょう?
(1)ボタンの博物館
(2)理科ハウス
(3)容器文化ミュージアム
実は、すべて本当にある。
『博物館ななめ歩き』は、マンガ家の久世番子さんが、京都国立博物館副館長の栗原祐司さんと共にめぐった津々浦々の博物館を、マンガで読ませてくれる楽しいガイドブックだ。
知られざる博物館がこんなに!?いざ、ディープな博学世界へ。
「取材先は栗原さんの提案を踏まえ、規模は小さくても個性的なミュージアムを中心に選びました。たまに私が『古墳が見たい!』とリクエストを出すこともありました。東京中心になっているのは、取材費があまり出ないからです…」
紹介のされ方もいろいろだ。たとえば、日比谷図書文化館は、各フロアの注目ポイントが細かく紹介されているのだが、世界のカバン博物館では、いろいろなデザインのバッグが描かれ、グッズ中心になっている。
「建物や建っている場所が印象的なミュージアム、歴史が面白いミュージアム、コレクションが珍しいミュージアム、来館者が独特なミュージアム…。
取材をしているとそれぞれの館の個性が見えてくるので、それを表現するように意識しました」