2021年1月7日 19:10
シスターフッド、LGBTQ、格差社会…今の時代を知る“ドラマ”5選
社会問題や新しい価値観など、時代の声を知りたいときには、親切で等身大に自分ごと化しやすいエンタメに触れるのがぴったり。エンタメ通のライター・小川知子さんに、まさに今の時代性に気づくきっかけとなる、チェック必須のドラマ作品をセレクトしていただきました。
フィクションだからこそ自分ごとに転換しやすい。
ジェンダー問題や多様性、ブラック・ライブズ・マターなど、世界的に大きなトピックとなっているこれらのキーワード。一人ひとりがよりよく生きるために、それぞれの本質を理解したい。そのための一助となるのがエンタメ作品。
「近年は単純に楽しめる娯楽作品の中にも、多様性や平等性といった社会的なテーマに目配せをしているものが主流となっています。こうした作品を観たり、読んだりすると、無意識の偏見や価値観の違いを自覚できる。
自分の中の“当たり前”を壊すことが生きやすさにつながるかなと」(小川さん)
意識してみると、最近のエンタメには社会の大きな流れが反映されていることが多々。なかでも当事者の立場を察することができたり、自分との関連に気づけたりする作品を小川さんがセレクト。
「今回はフィクションから選びました。