くらし情報『劇団四季が16年ぶりの独自作品 主人公の相棒、ポンコツロボが本当に可愛い』

2021年1月10日 20:40

劇団四季が16年ぶりの独自作品 主人公の相棒、ポンコツロボが本当に可愛い

『オペラ座の怪人』や『ライオンキング』で知られる劇団四季が、16年ぶりに一般オリジナルミュージカルを制作。英国の小説を舞台化した作品の注目ポイントはロボット。そう聞くと、子供っぽいSF作品かと思う人もいるかもしれない。しかしこれが、日々を慌ただしく生きる大人の心に、じわりと染みる良作なのだ。

ポンコツロボットとの旅で見つけた幸せとは―。

劇団四季が16年ぶりの独自作品 主人公の相棒、ポンコツロボが本当に可愛い


見どころ1
本当に生きているようなロボットの愛らしさに注目。
物語の始まりは、主人公・ベンが庭で壊れかけたロボットを見つけるところから。世の中はすでにAIを搭載した人型のアンドロイドが家事や仕事に従事する時代。
そんななかで、金属製の壊れかけの錆びた四角いロボットは、フォルムからしてもはやオモチャのよう。自身を「タング」と名乗るそのロボットに愛着を感じたベンは、彼を修理するための旅に出るのだけど、注目はこのタングが本当に可愛いところ。舞台では、タング役のふたりが文楽の人形遣いのようにロボットの背後から操り、セリフと歌も担う。この動きが本当に生きているかのよう。従順なアンドロイドとは違い、タングは時に反発したりスネてみせたりと、まるで子供。表情はさほど変わらないのに驚くほど感情表現が豊かで、気づけばタングの虜になっていること間違いなしだ。

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