2021年1月18日 20:40
「がまくんとかえるくん」の50周年記念展覧会! 日本初公開の原画が約100点
仲睦まじく肩を並べる、がまくんとかえるくんのコンビ。作者・アーノルド・ローベルの名前には馴染みがなくても、小学校の教科書や読書の時間などを通して彼らの姿を目にしてきた人は多いのでは。シリーズ最初の本が出版されてから半世紀。長い時を超えて、今なお世界中で愛され続ける本作の誕生50周年を記念する展覧会「『がまくんとかえるくん』誕生50周年記念アーノルド・ローベル展」が開催される。
大切な人を思い出す、優しさとユーモア溢れる作品たち。
一番の見どころは、日本初公開となる「がまくんとかえるくん」の原画やスケッチ約100点。描いて、悩んで、また描いて…と繰り返していたローベルの人物像やキャラクターの変化など、じっくり見ると様々な発見があるはず。また、ワニやブタなど愛らしい生き物が登場する名作原画も多数展示される。
他にも、『つみきのいえ』などで知られるアニメーション作家・加藤久仁生氏が絵本をもとに、がまくんとかえるくんのゆるやかな日々を描いた『一日一年』も特別上映。時間にして数分の映像作品なので、見逃さずにチェックして。
「友達や家族など、いろんな人との結びつきに思いを馳せることができるローベルの作品を、ぜひじっくり味わってほしいです」