くらし情報『有名作家が味わった孤独や貧富の差…どん底から抜け出すのに必要なもの』

2021年1月21日 19:00

有名作家が味わった孤独や貧富の差…どん底から抜け出すのに必要なもの

アーマンド・イアヌッチ監督

有名作家が味わった孤独や貧富の差…どん底から抜け出すのに必要なもの


これまでたびたび映像化されてきた題材ではあるものの、新たな視点で描いたことが高く評価されているイアヌッチ監督。今回は、本作に反映した自身の思いや豪華キャストとの現場などについてお話いただきました。

―監督は以前からディケンズのファンでいらっしゃったということですが、ディケンズ作品の魅力はどのようなところでしょうか?

監督ディケンズというと、どうしても古風で陰湿な貧困の世界を想像してしまう人が多いかもしれませんが、僕はすごくモダンだと思っています。つまり、ユーモアやおかしみがあって、新しさも感じられる作品ばかりだなと。ただ、いままでは彼のそういう部分があまり表現されないまま脚色された作品が大半だったように感じています。

―今回の映画化は、数年前に『デイヴィッド・コパフィールド』を読み返したときに思いついたそうですね。監督この作品は、デイヴィッドが生まれた瞬間から物語が始まり、世界に存在しているものの形や人の顔などについて味わう感動がひとつずつ子どもの視点から表現されています。

それだけでなく、心の病や貧富の差についてもアプローチしているので、そういったところが非常に現代的な筆致だなと。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.