くらし情報『深川麻衣「あんな機会は二度とないかも」 大先輩俳優との貴重な現場を振り返る』

2021年1月30日 18:50

深川麻衣「あんな機会は二度とないかも」 大先輩俳優との貴重な現場を振り返る

一作ごとに着実にキャリアを重ねる深川麻衣さんが映画『おもいで写眞』で挑むのは“遺影”を撮るヒロイン。東京で夢破れ、祖母と暮らした富山に帰った結子が、町役場に勤める幼馴染み・一郎(高良健吾)にお年寄りの遺影撮影を依頼されることから物語は始まる。

最年少として挑んだ現場は、とびきり贅沢な経験でした。
深川麻衣「あんな機会は二度とないかも」 大先輩俳優との貴重な現場を振り返る


「遺影という、なかなかないテーマに踏み込んだ物語です。みんなの心に残るものなのに、一方で集合写真を引き伸ばして遺影にしたり、と満足のいかないものになってしまうこともあるとはよく聞く話で…。実は結子も、祖母の遺影に心残りがある女性。それをきっかけにお年寄りの遺影ではなく、“おもいで写真”を撮る活動に夢中になっていくんです」

それぞれの思い出がある場所で、最高の一枚を!最初は「縁起でもない」と顔をしかめたお年寄りたちも結子の情熱に動かされ、懐かしい場所を訪れることで、いきいきとした表情を取り戻していく。

「結子は裏表がなくて喜怒哀楽がむき出しの、いまどき珍しいほど不器用な人。
前半は怒った顔ばかりで申し訳ないんですけど(笑)、高良健吾さん演じる一郎の包容力や周りの方々の富山弁の温かさでほっとした気持ちになってもらえれば…」

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