2021年2月4日 12:00
赤楚衛二 上京後、もがき続けた中で訪れた転機とは?
僕も上京したての時は、東京怖いって…東京に住んでいる地元の友達とばっかり会っていましたから。
――ご自身では自分のことをどんな人だと思います?
赤楚:それがわっかんなくて。たとえば仕事をしている時と、友達と会っている時の自分って、性格まで違っちゃってる気がする。だからってあまり自分探ししすぎてもだし、人に言われる自分が自分なのかもと考えています。それでよく言われるのがマイペース、ですね。
――先ほど上京したての時は刺激を受けないようにしていた、とおっしゃっていましたが、変化してきた理由はなんだと思います?
赤楚:共演の方や同じ事務所のメンバー、いろんな人に会ううちに、自分の視野が広がったり、新しい発見があって、いろんなものに触れて刺激を受けることに、楽しさを感じるようになったことですかね。
結局、どうしたって自分は自分でしかない。
――昔から俳優になりたかったそうですが、きっかけは何ですか?
赤楚:家族で映画を観て楽しんだ記憶があって、シンプルに両親を楽しませたかったんです。20歳の時にサマンサタバサのオーディションに受かって、いまの事務所に呼んでいただいて上京しましたが、それがなければ、大学を卒業して普通に就職していたはず。