くらし情報『白は集中力、オレンジはリラックス…プロが教える“照明”選びのコツ』

2021年2月4日 19:10

白は集中力、オレンジはリラックス…プロが教える“照明”選びのコツ

ちょっと暗くて温かみのあるトーンの光は部屋の雰囲気をムーディに、官能的に演出するポイント。照明選びのコツを、プロのデザイナーがアドバイスします。

官能を高めることで人間関係までもスムーズに。
白は集中力、オレンジはリラックス…プロが教える“照明”選びのコツ


意外なことに、対人関係の悩みを解決するためにも官能がひとつのカギになる、と公認心理師の山名裕子さん。

「心理学では、“官能”はセクシュアルな意味に限らず、心を開いたリラックス状態のことも表します。心を開くと他人の言動を快く受け止めることができて、結果、包容力がある印象を与え、人との対話がスムーズになるんです」

官能を高める=心を開くには、さまざまな感覚を意識するのが大事だそう。

「官能には、五感という意味も含まれます。現代人は、情報収集の約8割を視覚に頼っています。
そのため脳の視覚に関わる部分が疲弊し、触覚や嗅覚などは鈍くなりがち。部屋の照明や香り、肌着などを工夫して官能=五感を高めて。触覚や嗅覚から得られる心地よさがホルモンにも影響し、幸福感に満たされます。心理的な余裕は他人にもすぐに伝わるので、より落ち着いた雰囲気を身につけられるはずです」

ナチュラルな陰影の照明が心を解放させる。

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