2021年2月8日 20:30
古川雄大「魂に訴えかけてくるものがある」 ミュージカルの官能性を語る
もすごく面白い。あらゆる部分が、すごく計算されて丁寧に作られているんです」
この春、約3年ぶりに『モーツァルト!』に挑む古川さん。今回の課題は「無心」なのだとか。
「ヴォルフガングという役に真正面から向き合って、そこで起こることをリアルに受け止め表現していけたらと思っています」
官能を刺激する、古川雄大のこの役
『エリザベート』2019年
少女漫画から抜け出たような、妖艶で美しいトートに魅了される。
ハプスブルク帝国最後の皇后・エリザベートと、彼女に魅了された黄泉の帝王“トート=死”との愛を、歴史になぞらえ描いた壮大なラブストーリー。古川さんは’12年に、エリザベートの息子・ルドルフ役で今作に初参加し、’19年にトート役に。この世のものとは思えない妖艶なトートは大きな話題に。
写真提供:東宝演劇部
『モーツァルト!』2018年
不器用でピュアすぎるモーツァルトが痛々しく愛おしい。
世界的音楽家、ヴォルフガング・モーツァルト。比類なき音楽の才能を持ちながら、遊び好きで人間的な一面を持つ彼の葛藤や、天才ゆえに家族や恋人にさえも理解されない苦悩や孤独を描き出す。’18年に初参加し、今回が2度目の主演。