2016年6月9日 08:00
蛭子能収がまさかの“やくざ”役に抜擢! オファーに「大丈夫かな?と」
照れくさそうに頭をかきながら、ニコニコと微笑みを浮かべている。そんな、ユルッとしたイメージが強い蛭子能収さんが、義理と人情が絡み合う任侠作品の主役をつとめることに!映画『任侠野郎』で演じるのは、伝説のやくざ・柴田源治。
――初めての主演映画であり、しかも、普段の蛭子さんとはまったく違うキャラクターの役柄を演じるのは、いかがでしたか?
蛭子:オファーが来たときは「大丈夫かな?」とは思いましたね。これまでも映画にはいくつか出ましたけど、ちょい役ばかりだったので。脚本を手がけた福田雄一さんが、俺を主役にしたいと言ってくれたみたいです。
これまでに何度かご一緒したことがあり、面白いと思った部分があるのかもしれませんが、「やくざ映画を蛭子さんでやりたい」と。やくざは…、難しいですね。まず、貫禄がないし、殺陣も大変。稽古はしたけど、もっと迫力があるとよかった。思い切ってビャッとできればいいけど、失敗して相手を傷つけてしまったらどうしようと思ってしまって…。おっかなびっくりになってます。自分でも完成した作品を何回か観ましたけど、演技が下手だなーって。ちょっと恥ずかしかったです。
――硬派な佇まいが印象的でしたが、役作りはされたのでしょうか。