くらし情報『旦那が床下に隠れちゃう! 映画『団地』に笑いが止まらない~』

2016年6月10日 20:00

旦那が床下に隠れちゃう! 映画『団地』に笑いが止まらない~

『団地』(C)2016「団地」製作委員会

オネエ系映画ライター・よしひろまさみちさんの映画評。今回は、オフビートな笑いを生み出す映画、『団地』です。

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このスチールのルックスったら!コレ見ただけでおもろさヤバげなのが伝わるのって、珍しいわよね~。やっぱり藤山直美さんの存在感、ハンパないわ~。関西の喜劇女帝ナオミ、こと藤山さんは、ご存じの通りあまりテレビドラマや映画には出ないお方。普段は舞台が多いんだけど、このほど満を持しての映画主演。しかも、それが彼女の映画界出世作になった『顔』(時効直前で逮捕された強盗殺人犯・福田和子の逃亡劇がモチーフの傑作!)の阪本順治監督との再タッグっつーんだから、これを見逃す手はないわ~!

漢方薬局を営んでいた山下清治・ヒナ子夫妻は、店をたたんで団地にお引っ越し。清治は散歩が日課で、ヒナ子はパートに出かける毎日を過ごしていたの。
ところが、ある日突然、ひょんなきっかけから、清治は「俺はいなくなったことにしー!」と、台所の床下に隠れちゃう。この時点で「……え?」っていう展開じゃない。床下っていっても、野菜とかしまっておくところよ!(笑)そこから先がこれまたおかしいの。噂大好きな団地の主婦たちは、散歩に出かけなくなった清治のことを気にし始め、蒸発したんじゃないか、とか殺されたんじゃないかとか噂が噂を呼んじゃう。

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