2021年2月14日 20:40
音楽業界の“A&R”って何してる? 岡崎体育が「条件」を語る
岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「A&R」です。
音楽業界を目指す人などは知っているかもしれませんが、レコード会社にはA&Rという役職があります。CDや映像作品のスタッフクレジットで見かけた方もいるかもしれません。僕は、デビューをして初めてその存在を知りました。ウィキペディアによると「レコード会社における職務の一つ。Artists and Repertoire(アーティスト・アンド・レパートリー)の略。アーティストの発掘・契約・育成とそのアーティストに合った楽曲の発掘・契約・制作を担当する」とのことです。
音楽制作のサポート(どんなスタジオで録音をするか、どんなアレンジャーに依頼するかなどを考える)から、イメージ戦略やプロモーション(どんなテレビ、ラジオ、ライブに出演するか、話題になるためにどんなマーケティングが必要か考える)など、担う領域がとても広いようです。人によっては、音楽制作をフォローするのが得意な方や、宣伝が得意な人もいる。どこまでをA&Rの役割とするかは、さまざまなようです。個人的には、A&Rは、担当するアーティストをサポートするアーティストの一部のような存在という認識。