くらし情報『これからは“技能者”の時代? 日本の若者も奮闘する「技能五輪」とは』

2021年2月18日 19:40

これからは“技能者”の時代? 日本の若者も奮闘する「技能五輪」とは

意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「技能五輪」です。

今後は技能の時代。明るい未来を担う若者に期待。
これからは“技能者”の時代? 日本の若者も奮闘する「技能五輪」とは


「技能五輪全国大会」は、23歳以下の技能者を対象に、技能を競い合う大会です。競技課題は機械系、金属系、建設・建築系、電子技術系、情報通信系、サービス・ファッション系に分かれており、機械組立て、機械製図、自動車工、時計修理、車体塗装、配管、建築大工、造園、電子機器組立て、ウェブデザイン、美容、理容、洋裁、洋菓子製造、レストランサービスなど多岐にわたり、全部で42職種あります。

技能五輪を主催しているのは、厚生労働省の傘下にある中央職業能力開発協会。技能者に努力目標を与え、一般に技能の大切さを伝え、技能を尊重する機運を作ることを目的にしています。
1963年から毎年開催されていて、偶数年は技能五輪国際大会の出場選手の選考も兼ねています。2019年に行われた技能五輪国際大会では、「情報ネットワーク施工」と「産業機械組立て」部門で日本は金賞を受賞、ほか銀賞3つ、敢闘賞を6つ獲得するなど、世界のなかでも奮闘しているんですね。

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