くらし情報『梶芽衣子「自分が出たものを見返すことはほぼありません」』

2021年2月22日 18:40

梶芽衣子「自分が出たものを見返すことはほぼありません」

人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。今月のゲストは女優の梶芽衣子さん。第3回は「役柄を作る上で、衣裳選びは重要です」。

現場で精一杯やったら、もう振り返りません。
梶芽衣子「自分が出たものを見返すことはほぼありません」


撮影というと、今はスタイリストさんに洋服を用意してもらうのが普通だと思いますが、私は演技の仕事のときは衣裳部の方に衣裳を用意していただき、その中から自分で選んでいます。日活時代から、ずっとそう。私にとって衣裳選びは演技プランを作る第一歩。役を作る上で、衣裳が果たす役割はとても大きいんです。
映画『すばらしき世界』で私が演じた庄司敦子という役は、人権派弁護士の妻でした。自分の利益を考えず人助けをするという夫の妻ですから、おしゃれや流行といった概念が一切ない服を着るだろうと思い、“目立たない”ということのみを考え、そんな色やデザインを選びました。

ちなみに取材のときの服は自分で選びます。今日の服はZARAのメンズ。ZARAもユニクロも大好きですよ。コロナ禍の前は、お買い物にもよく行っていました。服の趣味は昔から変わりませんね。お花柄のふわっとしたものとか、レースとかは選びません(笑)。


ドラマも映画も、自分が出たものを見返すことはほぼありません。

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