2021年2月20日 21:10
“やりたいこと”がなくてもいい!? 夢がなくても幸せに生きる、6つの思考術
やりたいことがなくても、自分で未来を描くために。夢がないなら、ないなりの生き方について考えを巡らし、人生を切り拓いてきた、桜林直子さんの思考術とは?
今の状況を俯瞰で観察すると、新たに見えてくる景色がある。
中学生の頃に「将来の夢」の作文が書けず、やりたいことがないことについて考え始めた桜林直子さん。クッキー店を経営する傍ら、noteで考えを発信し、多くの反響を呼んでいる。
「昔から自己紹介するのが苦手で、ふと自分を説明できないのは嫌だなぁと思い、今までしてきたことをいったん整理するために、noteに書き始めたんです。自分を俯瞰して観察してみたら、率先して何かをしてきたわけじゃないけれど、やりたいことがある人たちの夢を叶えるサポートをしてきたことに気づきました。だからやりたいことがある人を『夢組』、やりたいことがない人を『叶え組』と呼び、どちらも対等で、お互い力になれる関係であることを知ってほしかった」
さらに思考を深めると“やりたいことがない”の正体が分かってきたとか。
「感情や欲求、問題などをごっちゃにして、やりたいことがないと一言で片づけてきたけれど、本当は別々に考えて解決していかないといけないことに気づけました。